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若い方への新型コロナウィルスワクチン接種について R3.7

[2021.07.09]

この7月から新型コロナワクチンも64歳以下の年齢層への接種が開始となります。65歳以上の方の接種はこれまで特に大きな問題もなく順調に進んでいます。
いよいよ自分の番が来るということで嬉しい反面、副反応を心配されている方もおられると思います。
多くの良心的な医療従事者がワクチンについての正しい情報をきちんと発信されています。
以下のホームページ等を参考にし、デマに惑わされることなく正しい情報を得るようにしましょう。
新型コロナワクチンは、感染を防ぐ効果やその結果として重症化する人の数も減らすことができる画期的なものです。
情報過多の影響で副反応を心配される方が若い方を中心に多いようですが、多くは針を刺した付近の肩の筋肉痛、頭痛、微熱、だるさ等で1~2日で消えてしまいます

アナフィラキシーもまず起きませんし(ファイザー製で20万件に1件との報告)、医療施設で起きた場合は対応できるように体制を整えています。病気のややこしさを考えるとこの新型コロナウイルスを甘く見るのではなく感染しない方が絶対に良いと多くの医療従事者は考えます、私もそう思います。
高齢の方は重症化して亡くなられる方も多いですし、若い方も重症化しないわけではなく、長期的な後遺症に悩まされる方もおられます。この病気に対しては残念ながら画期的な治療薬がありませんので自己免疫力で治すことが中心です。病院で行っている治療はその人の治癒力のサポートに過ぎません。
「予防に勝る治療なし」です。そのためにも可能な方は是非ワクチンを接種しましょう。一時的な副反応と発症した時の大変さを想像してみてどちらがよりましなのかを考えると自明の理だと思います。
以下に私の接種記録をお示しします。2回とも想定された軽い副反応のみで安全に接種が済みました。参考にして頂ければと思います。
もりもと内科医院 森本尚孝

正しいワクチンの情報⇒ 「こびナビ」のホームページ:
 https://covnavi.jp

・・・私の新型コロナワクチン接種後の観察記録・・・
1回目 5月13日15時半 左肩三角筋内に筋肉注射(ほとんど刺した感覚なく終了)。
 20時頃 針を刺した付近の軽い痛み。
翌日(5/14) 針を刺した付近の軽い痛み、日常生活に全く問題なし。
 翌々日(5/15) ほぼ症状消失(発熱やだるさなどの全身的な症状はなかった)。

2回目 6月3日15時半 左肩三角筋内に筋肉注射(ほとんど刺した感覚なく終了)。
 20時頃から針を刺した付近の軽い痛み(1回目よりはやや強いが普通に動く)。
 翌日(6/4) 3時頃 発汗するが体調は良好、針を刺した部位の痛みは同程度続く。
 6/4朝7時半 体温36.5℃、左肩痛はあるが肩はあがる。軽いだるさはあるが元気。
 6/4午前中は軽いだるさあり、12時半 体温37.0℃、左肩痛は同程度あり。
 6/4夕方18時半 体温36.6℃、軽い頭痛とだるさ、食欲低下あり。左肩痛は軽快。
 6/4夜21時 頭痛、倦怠感、食欲低下あるため早めに就寝。発熱はなし。
 翌々日(6/5) 朝起きると全身症状、左肩の痛みなどすべて症状は消失していた。

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