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新型コロナウィルスワクチンの接種について R3.5

[2021.05.01]

皆さんこんにちは。毎日外にでて太陽の光をあびていますでしょうか。
コロナ禍で外出が減って体調を崩される方が増えています。1日1回は外にでて歩きましょう。
さて、今月は新型コロナウイルスワクチンについてのお話しです。
岡山市でも65歳以上の方の接種が5/17から開始となります。
接種をしていいのだろうか迷っている方も多いかと思います。

基本的には希望があればほとんどの方が接種可能です。どういった方が接種できないかといいますと、
①明らかに発熱している方
②重い急性の病気にかかっている方
③ワクチンの成分に対して重いアレルギー反応を起こしたことがある方
④医師から接種をすることが不適当な状態と言われた方です。

なんらかのアレルギー(食べ物や薬)がある方は重篤なものでなかった場合は接種後の観察時間を30分ほど確保する必要はありますが接種可能です。

また慢性の持病をお持ちの方につきましてもその病気が安定していれば接種可能です。
かかりつけ医がおられれば相談しておくことが重要です。
副反応を心配される方も多いと思います。
微熱や接種部位の痛み、からだのだるさといったものは比較的高頻度に出現するようですが、これは他のワクチンでも同様のことはありますし、免疫をつけるという意味では当たり前の反応ともとらえられます。

問題となるのはワクチンの成分に対してアナフィラキシーショックという重篤なアレルギー反応を起こした場合です。頻度としては20万人に1人といった報告もあります。
しかしながらアナフィラキシーショックと診断した場合は適切な処置をとることで回復されています。
一般的な医療機関で接種を受けられる場合はその体制がとられていますからあまり心配しすぎない方が良いと思います。それよりも緊張しすぎて迷走神経反射という失神様の症状を呈される方がおられます。これは横になってしばらくしていれば普通の状態に戻りますが、ワクチンに対して意識を集中しすぎることで起こしてしまうのだと思います。

このコロナ禍できゅうくつな生活をしいられてすでに1年以上が経過しており多くの方が精神的にも肉体的にも疲労が蓄積しているように思います。
この状態を打開していくためにも多くの方がこのワクチンを接種することで集団免疫が確立され、この病気の収束を目指すことができれば良いなと考えています。

もちろん強制ではありませんのでどうしても打つことが嫌な方は無理をして打つ必要はありません。
以下に大変参考となるHPのアドレスを乗せておきますのでよろしければワクチンについて知識を深めてみてください。

 もりもと内科医院 森本尚孝
「こびナビ」のホームページ:https://covnavi.jp

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