お家から外に出て歩きましょう R3.3
お家から外にでて歩きましょう 令和3年3月
みなさんこんにちは、早いもので令和3年も3月に入りました。
1~2か月前は午後6時頃になると外は真っ暗でしたが最近はかなり明るくなり春が近づいているのを感じます。
この1年間新型コロナ一色だったのではないでしょうか。TVをみてもどこの局も同じような新型コロナの話ばかりで気持ちも暗くなりますよね。現状を打開するためにも新型コロナワクチンの接種が少しずつ開始になっていく予定ですので私はその効果に期待したいと考えています。
さて、このコロナ禍において私が日々診療していて気になることがあります。それは多くの方が以前より運動不足になっていることです。あれもこれも自粛をということで家の中にこもるようになった方が増えていると思います。
厚生労働省のHPにも以下のようにからだを動かすことは推奨されています
以下厚労省サイトから抜粋
「動かない」状態が続くことにより、心身の機能が低下して「動けなくなる」ことが懸念されます。また、転倒などを予防するためにも、日頃からの運動が大切です。
・人混みを避けて、一人や限られた人数で散歩する。
・家の中や庭などでできる運動(ラジオ体操、自治体のオリジナル体操、スクワット
など)を行う。
・家事(庭いじりや片付け、立位を保持した調理など)や農作業などで身体を動かす。
・座っている時間を減らし、足踏みをするなど身体を動かす
診察室でも運動不足から体重が増えて血圧の上昇、血糖やコレステロールの検査結果が悪化するといった生活習慣病の悪化をきたしている方がとても増えています。
また自宅にこもることで人と接する機会が減り精神的に支障をきたす方もおられます。
これを改善するためにぜひ行っていただきたいことは毎日少しでも外にでて歩くことです。太陽の光をあびながら歩くことで骨や筋肉も鍛えられます。またウイルスや菌などの病原体を気にされる方は適度な紫外線により滅菌もされるでしょう。人間は自然の中で進化してきた生き物ですので自然に触れあうことはとても大事です。自分のペースでよいのでぜひ散歩を続けてください。前を見てしっかり一歩一歩進んでいきましょう。
もりもと内科医院 森本尚孝